華鬼関連の二次創作小話を掲載しております。
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その人物は、同じはずなのに。思いが違えばこんなにも。
目の前に鬼がいた。
秀麗な顔をした鬼はそれはそれは美しく、
そして残虐な笑みを浮かべていて。
「面白くなりそうだ」と顎に手をあてる仕草は妖しく、
ああ、いつかあたしはこいつに殺されるのだろうな、と
漠然と、思った。
目の前に男がいた。
常人離れした美貌を持つ男の顔は相変らず美しかったが、
その顔には心配の色がありありと浮かんでいて。
「大丈夫か」と額に触れられた手つきは優しく、
ああ、あたしは心配されているんだな、と
うれしく、思った。
※響はほんとうに……本編開始時と別冊が違いすぎて面白い。(`・ω・´)
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